音楽で人の心を穏やかに
昨日は毎年恒例、冬の院内コンサートでした。
今年は事前に病院と何度も打ち合わせを繰り返し、感染対策を徹底して行いながら開催致しました。 今年は各病棟のラウンドは控えて、器楽のみの編成としました。
マスクの着脱、ヴィオラとヴァイオリンの持ち替えなどに苦労しましたが、素晴らしいメンバー、病院スタッフの温かいサポートに支えられて何とか最後までやり切ることができました。本当に皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
週明けに外科手術を控えた患者さんからは、「毎日、不安で眠れない日々だったが、まだ生きる希望、勇気が沸いてきた」というお言葉を頂きました。
救われているのは、私達自身なのかもしれません。
今回、病院コンサートの開催にあたって例年と比べて工夫した点としては、
- 事前に行う病院の担当者との打ち合わせを増やし、当日のスタッフを増員し、人が急に流れ込んでこないよう、交通整理を行ったこと。
- 受付を設置して、検温、アルコール消毒、マスク着用を徹底していただいたこと。
- 座席の間隔を広めに取り、演奏中の会話も極力少なめにするようお願いしたこと。
- 正面玄関をオープンにして頻繁に換気を行ったこと。
- 毎年恒例の演奏ラウンドは控え、人の流れを限定的としたこと。
- 毎年人気のボーカル、声楽部門は控えたこと。(来年はどうなるか?)
結果的に人の集中はなく、換気しすぎて少し寒かったものの、消毒、マスクは徹底され、感染管理の点からも安全に行われたかなと思います。演奏は事故だらけでしたが、、笑
ゼンさんファミリーからはお花とキャンドルの差し入れを頂きました。琉球新報の喜納さんもお忙しい中、取材のために駆けつけて下さいました。
全ての力を出し切って家に帰ると新しい家族の一員となったシロちゃんが出迎えてくれました。
また、もう一つ嬉しいことが、、先日、いきがいで開催した「いのちの授業」の様子が琉球新報に掲載されました!こちらも喜納さんの記事です。
大きなイベントはとかく注目されがちですが、このように地域の地道な活動も取り上げて頂けることは本当に有難いです。喜納さん、本当にありがとうございました!!!