中部病院クリスマスコンサート12年の歩み
昨日は年末の風物詩でもある、中部病院でのクリスマスコンサートでした
今年で12年目になります
モーツァルトのAve verum corpusや、彼方の光(Far away)など「祈り」をテーマにした曲を取り入れ、普段よりやや厳かな雰囲気となりました。涙を流されるお客様がたくさんおられました。
院内の研修医、スタッフ医師、看護師に加え、毎年、沖縄交響楽団から有志メンバーが参加してくれています!
毎年、演奏者や編成は異なっていますが、2012年から一度も途切れることなく続けてこれました
ひとえに病院関係者の皆様のご理解、温かいサポートがあればこそです
コロナ禍でたくさんのイベント、催し物が中止になる中で、このクリスマスコンサートだけは様々な感染対策や準備を重ねながら実施、継続してきました
中部病院の懐の深さと、比嘉すずかさんをはじめとする総務課の皆様のご支援に感謝です
一般的な病院コンサートと異なる点として
コンサート本番前に、患者さんの病棟まで足を運び、出張演奏を行う「演奏ラウンド」に力を入れていることです
初めは演奏会の告知も兼ねておこなっていましたが、いつしか、重病で動くことが難しい患者さん、人生の最終段階を迎えた人へのささやかなギフトとして定着し話題となっています
こちらが一方的に音楽を聞かせるのではなく、音楽を通して患者さんや関わる人々と対話し、たくさんの温かなギフトを頂いています
これからも20年、30年と続いていきますように、、、