看護学校講義といのちの授業のお知らせ
今日は人生初の、学校での講義を経験させていただきました。
対象は看護学生1年生でした。
私に与えられた講義内容は「呼吸器の病態生理、呼吸器の症状」についてでした。
呼吸器の中でもちょっと難しい、どちらかというと苦手意識が強い分野ではないでしょうか。私も学生時代は苦手な分野でした。
私は一コマ90分を2つに分けて、前半を病態生理、後半を症状について話すことにしました。90分を3クラス(3回同じ内容)でお話ししました。
病態生理という、目で見てわかりにくい部分を看護学生さんにお話しするのはなかなか難しいですね。なるべく、平易な言葉で、わかりやすくお伝えしたつもりですが、、やはり病態整理は難しい、、汗
みんなとっても真剣に聞いてくれました。一部、沈没している生徒もいましたが、ほとんどの学生さんは熱心にメモを取ったり目線を合わせて頷いてくれました。「わかってくれたと思える聴き方」ですね。
授業の合間、後にも質問をたくさんいただいて嬉しかったです。
「血液ガスって動脈血ガスのことですか?」とう素朴な疑問から始まり
「風邪のあと、咳が止まらないっす、、」
「私の飼い犬が咳が止まらなくて、、」
など、個性豊かな質問を受けました。犬の咳の鑑別も勉強しなければ、、笑
こういう講義も数をこなすことで慣れてくると思いますので、また機会があれば担当させていただきたいと思います。
私たちはエンドオブライフ(ELC)沖縄の活動を地道に続けています。
10月13日には4回目の学習会を沖縄市で開催いたします。
今回は、医療、看護の枠を超え、「いのちの授業」を予定しています。
解決困難な苦しみを抱える人は高齢者だけではありません。
学校へ行けない子供、子育て、育児で悩む母親、会社で働くサラリーマン
皆、人それぞれの苦しみを抱えていることでしょう。命の授業では、
・苦しみから支えに気づくこと
・苦しむ人を前にしてわたしにできること
・自分を認め大切にする
を中心に学習してゆきたいと思います。是非、私たちと一緒に学んでゆけたらと思います。
いつか私も看護学校で「いのちの授業」ができればなと思いました。