病院への寄贈 地域の支え
5月28日木曜日のこと。
私がお世話になっている訪問看護ステーションクララの所長、曽根ルチアさんの経由で、ベトナム人のブイ神父さんから医療用のガウンとマスク、帽子、フェイスシールドなどをご寄贈くださりました。
私たち医療者のことを考えてくださるブイ神父の温かい御心に感謝いたします。
医療用ガウンはN95マスクなどと共に、コロナ陽性の患者診察には欠かせないものです。沖縄にコロナ第二波が押し寄せた時にはすぐに必要になる物品ですが、4月の時点ですでに不足がみられ、深刻な品薄状態でした。
ガウンはブイ神父の故郷であるベトナム経由で輸入していただいたものだそうです。ガウンとキャップ、ゴーグルと手袋が一セットになったありがたい品です。
病院が困っている時に、地域の人々が支えになってくださるのは大変心強いことです。
当院は6年前に地域ケア科を設立し病院と地域をつなぐ窓として、訪問診療、往診を続けております。地域へ出かける機会あったからこそ、今回、神父さんとつながりのあるルチアさんとお知り合いになることができました。
今後もできる限り地域へ出向いて、在宅医療、いのちの授業を続けてゆかねばと決意を新たにしております。
ルチアさん、ブイ神父、ありがとうございました!!!