沖縄県医学会

 今日は那覇市にある医師会館で沖縄県医学会の発表がありました。
私の病院からは総勢16人もの研修医の先生が発表をされ、それぞれ練りに練った演題を堂々と発表をされていました。
自分が研修医の頃はこんな立派に話すことなんて到底できていなかったので、本当にすごいなと思いました。

 ひいきしている訳ではありませんが、私の働いている病院の発表はいつも一定以上のクオリティーの高さがあると思います。これは発表前に症例に関わった主科だけでなく、内科の医師全体の前でヨエンカイ(公開処刑)を行い、激しくも愛情溢れるdiscussionが繰り広げられる賜物だと思います。内科のスタッフ全員が🏥専門の垣根を越えて、研修医の先生を育てようという熱気に満ちています。

こんな病院はそうそう他にはないと思いますよ。

 今回、私が直接指導した三人の先生も頑張っておられました。体調不良の中、悲壮感を漂わせながら発表されたY先生、ひょうひょうとした中にもスマートさを感じるH先生、愚直に研修医らしさを前面に出して自らの教訓症例を発表したI 先生、その他の先生方も本当にお疲れ様でした!

 学会終了前に訪問看護さんからコールがあり、在宅の患者さんの往診へ。那覇からうるま市まで瞬間移動。戦場(救急室)を素通りして患者の自宅へ。今日も劇的な一日でした。

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