書籍執筆のご案内

総合診療医(ドクターG)としてご高名であり、私が尊敬申しあげる医師の1人である本村和久先生のご編集のもと、コミュニケーションと倫理にフォーカスした新しい本が出版されました。各項目の担当者は、この分野で日本を牽引するトップランナー達で、非常に濃厚な内容となっております

私は「予後(余命)を伝えられていない患者さんへの対応」というテーマについて執筆させて頂きました。実際に経験した困難な症例をもとに、私が学び得たこと、伝えたいことの全てをここに記しました。

今回の執筆で1番意識したことは、「担当患者さんへの感謝の気持ち」です。私は研修医から尊敬されるような優秀な医師ではありませんが、いつも患者さんの笑顔や言葉に励まされ、なんとか毎日の仕事をこなせています。落ち込んでいる時でも、「先生のおかげで生きていられるさ、本当にニフェーデービル(ありがとう)」と言われると、生きる勇気が湧いてきます。
担当患者さんは私の大切な「支えとなる関係」です。

亡くなられた患者さんに直接恩返しはできませんが、私が患者さんの人生から学び得たことを少しでも後世に伝えて行ければ、、そう願いながら執筆しました。ひたむきに患者と向き合い、地域の医療を支えておられる全ての医療従事者の方に読んで頂きたい書籍となっております!

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