「生まれてきてよかった、ここにいて良いんだ」と思える地域の創生を目指して

私は地域で頑張る人、苦しむ人たちのプラットフォームになれるのか?

本日は、私が大変お世話になっている議員さんと対談の機会を設けていただきました。とても熱心な方で、毎日、雨の日も、風の日も、交差点に立ち続け、小学生の登校を見守っておられます。お休みの子がいるとすぐに気づかれ、心配されるそうです。

ここに掲載する内容は、私が議員さんとの対談で得た情報を、ご許可を得た上で掲載しておりますが、政策についての個人的な意見は差し控えております。あくまで中立的な立場からの発信ということでご了承ください。

沖縄県北谷町は人口約3万人の町です。

異国情緒あふれる観光地としてクローズアップされている街です。どこかの建設会社の調べた調査では、「全国の住みたい街ランキング」で1位にもなったとか、、たくさんの施設、マンションも建設されており、外見では輝かしい発展を遂げているかのように見えます。。

しかし、現実は、、私は議員さんのご苦労、苦しみをじっくり聴かせていただきました。

1、 住民の高齢化、独居世帯が急速に増加している 

北谷町は約10の区域に分かれていますが、その中でも、宇治原、謝苅、北玉などの地区では高齢化が急速に進行。独居世帯も増えているようです。住宅は急峻な勾配を持つ隘路に密集して建設されており、住居の前を通る道は車一台入れるかどうかも微妙なほど狭く、通行は困難を極めます。住民は高齢なって段差や坂がきつくなり、動けなくなっても容易に家から外出することもままならず、完全に孤立してしまうケースもあるそうです。

2、 米兵との事故、トラブルが多い

北谷町の人口の多くを、米軍基地からの駐留軍人とその家族で占めています。彼らの滞在期間は平均で2〜3年間です。彼らは日本国からの予算によって、家賃や生活費などの面で恵まれた待遇を受けています。しかし、やはり地元民との文化や風習の違いなどもあり、摩擦も多く見られるとのことでした。議員さんのお話では、同じ米軍基地のある横浜市では、基地内の規則が厳しく?あまり基地外でのトラブルはないそうです。北谷では主に、飲酒関連の事故が多いとのことです。沖縄はどうしても「リゾート地」という感覚があるのか、規則も緩やかで徹底されていないように見えるとのことでした。

3、 若者が街を去っていく

北谷町はそのあまりに急速な発展のため、土地の値段は信じられないほど高騰しています。県内で働く若者たちは、北谷町の魅力に惹かれて一度は住まいを構えますが、家賃、土地代が払えず、やがては去っていくとのことでした。若い人が定着せず、高齢化のみがどんどん進んでいくことを議員さんは大変憂慮されています。

4、 火葬場がない

コロナが流行して以降、どこの火葬場も大変混雑しており、ご遺族からのプレッシャーも相当なものと聞きました。隣町の読谷村には火葬場がありますが、村民以外の住民が利用する際には料金が3倍に跳ね上がるとのことでした。

5、 学校のトイレが和式?

地域の小中学校は、災害時に避難所に指定されることが多いですが、地区の学校内にあるトイレは今も和式のものが残っているとのことでした。避難所のために学校を作るわけではありませんが、台風などの災害時に、避難所として高齢者が学校を利用した場合、和式トイレを使えないのではないかと心配されていました。

私は議員さんから、10年以上、住民の声に寄り添い、必死で活動してきたが、乗り越えることのできない高い壁がいくつもあるという「苦しみ」を聴きました。

そして、以下のことをご提案申し上げました。

・地域の核となる方をご紹介いただき、私が取り組んでいる「解決困難な苦しみに誠実に向きあい、援助を言葉にできる人材を育てる」活動を認知してもらえないか。

・町の教育委員会の方にもつないでいただき、学校や教育の現場で「折れない心=レジリエンス」を高める活動ができないか。

私たちの活動の強みとして

・ただ物資を提供するのではなく、解決困難な苦しみに対して逃げずに関わる術を持っていること。

・他の団体とかち合うのではなく、頑張っている全ての人、苦しむひとの心の拠り所となれるような「プラットフォーム」的な存在になれる可能性があること。

この二点を強調してお伝えしました。議員さんは「素晴らしい!あなたのように住民の幸せを願い、変えようと動いてくれる人をずっと待っていた、、本当にうれしい。心からうれしい。今すぐにでも行動に移しましょう!」と喜んでくださいました。

まだ、これからどうなるわかりませんが、、医療、介護、福祉、行政、団体A、団体B、グループA、グループB地域のために頑張る全ての人々にとって、私たちのELCマインドがプラットフォームとして皆様の支えになれるよう、これからもissueとquality of solution を意識しながら動いてゆきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、、というかもう終わりですが、、(笑)9月25日にいのちの授業をオンラインで開催いたします。

島袋尚美さんは福祉学院の講師として日々、学生さんを指導されています。そのお立場から、今回は現役の学生、学生OB・OGも参加予定です。もちろん一般の方の参加も歓迎いたします。

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